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・サザアイ(サザ逆行もの) 初めは視界がぐにゃ〜っと歪んで、それから意識がふわっと飛んだ。 次から次へとちんちくりんなイメージが巡り巡る。俺の記憶の走馬灯かと思えばそんなことはなくて、非現実的なイメージがひたすら流れた。 ぐるりと並んだ顔のない知ってる顔ぶれ、揺れる地面の上を四方八方飛び跳ねる獣牙族、石になったドラゴンを漬物石にして、あまりの重さに苛立ちを叫べば、松明を構えたジェネラルの軍勢が一斉に足を鳴らす。 空を飛ぶソシアルナイト、地を駆けるペガサスナイト、ちぐはぐな光景を横目に俺は手ぶらでナイフを探す。 見つかったのはナイフか、はたまた折れた矢束か、判断つかずのところで声が割る。 ――大丈夫か? 聞き覚えがあるような、今ひとつ何かが違うようなその声に、俺の意識は不可思議世界から浮上して、ようやく目を開けることができた。 「おい。大丈夫か、あんた?」 俺の肩を揺さぶって話しかける誰か。目はその誰かを捉えちゃいたが、脳は働いてくれなかった。だから口から思わず零れた呟きは、きっと無意識のものだったのだろう。 「・・・・・・団長?」 「団長?」 だって団長だろう。青い髪に青い目で愛想のない怖い顔して鉢巻巻いて赤い外套をぶら下げて。 「団長は俺じゃない。親父だ」 「いいや、どう見ても団長だ。・・・・・・え、団長?」 倒れこんでいた上体を起こして、次第にはっきりしてくる意識が改めて団長を捉える。思わず目を細めて、一度目をつぶって、再度目を開ける。え、団長・・・なのか? 「団長?」 「だから違うって。あんた、大丈夫か?」 呆れ顔をして俺を覗き込む団長は、確かに団長だったけれど、俺が知る団長じゃなかった。 俺の記憶にある団長。高い身長がっつり体格。惜しげなく晒した逞しい腕筋で重量のある剣も斧も軽々振り回す。神の将にふさわしい、逞しく精悍な男だ。 それがどうだ、目の前にいる団長(仮)は。 俺が始めて会ったときの団長より多少若い。顔つきもあどけないし、体つきも鍛えてるんだろうけど華奢だし、腰に差しているのはラグネルでもなくハンマーでもない、ただの木刀だ。 こんな団長は記憶にない。 俺があんまりに呆然としているから、団長は判断を下してしまった。 「大丈夫じゃないな、あんた。よし、俺たちの砦で休むといい。立てるか?」 「あ・・・ああ・・・」 言われるがままに立ち上がる。少しの眩暈があったが、そんなことより立った先で気が付いた事実に愕然とした。 青い髪が目の前にあって、青い目が上目に見上げてくる。そんな団長を凝視する俺の視線は少し下。 まさか、俺、団長より背が高い。 「なんだ?」 軽く首をかしげた団長の、見たこともないほどあどけない表情に、俺はわけもなく「うおあああああ」と叫びたくなった。 団長より背の高い自分なんて、理解してしまったら、叫ぶしかないじゃないか。 団長の後を付いて歩きながら、前方で揺れる鉢巻の端が俺の視界をちらちら過ぎる。 沈黙続きの道程を先に破ったのは団長だ。振り返ることなく彼は俺に話しかける。 「俺はアイク」 そんなこと、言われるまでもなく知っていた。それでも確証が持てなかったのは、俺が知る今の団長と、目の前を歩く団長とではあまりに辻褄が合わないからだ。 「あんたは?」 「・・・・・サザ」 「そうか」 淡白な自己紹介を交わすのさえ現実味がわかない。 そも、俺がなぜここにいるのか、団長はなぜ幼いのか、ベオグは、ラグズは、世界は、どうなったのか。何よりミカヤはどこにいるのだろうか。目覚める以前の記憶がちぐはぐすぎて、肝心な部分が思い出せない。 疑問も問題も山ほどあったが、それより俺は目の前に見下ろせる、青髪とつむじにばかり気をとられていた。 夢見心地の中、俺は俺より小さな団長の背を追って、グレイル傭兵団の砦へ向かう。 ***** 逆行ものってすごいわくてかするなぁと思っていたときのもの。読み直してないから、なんかいろいろ間違ってたらすいません。 あと妄想だけなら、不思議空間・終点でトレーニング中に過去のスマブラ世界に飛ばされちゃう団長でロイとの絡みとかとかとか。逆行っていいよね。妄想乙な感じでござる。 ・総受けを目指してたんだと思う 気付けばアイクはとてもモテていた。とはいってもアイクは鈍い男だから、自分がモテている自覚はなかったけれど。ここで問題なのは、アイクを好く相手が、麗しい美女でもなく可愛らしい少女でもなく包容力のある大人の女性でもなければツンデレな女の子でもない。 そもそも、女ではないのだ。 「僕ね、君のことが好きみたい」 蒼い王子はそう言ってはにかんだ。アイクは、 「そうか」 頷いた。 「アイクさんて何だかすごくすごくかわいくて、大好きですよ」 天使はそっちのがよっぽど可愛いだろう笑顔で言った。アイクは 「そうか」 頷いた。 「野郎にこんなことを言うのは癪だがな、俺はどうやら、お前のことが可愛くて仕方ないらしい」 伝説の傭兵はアイクの頭に大きな手を載せてそう言った。アイクは 「そうか」 頷いた。 ***** かなり誤字の酷い状態だったもの。総受けを考えていたのだろうけれど、今となってはこの後どうなるか想像もつかない。たぶんそういう観念が薄いから身体を求められてもほいほい足を開く股の緩い団長だけどさすがに鈍い団長もみんな俺の身体だけが目当てなんだろ?と今更カマトトぶったことを言い出しちゃうビッチ団長を優しく慰めるゼニガメ的な…ゼニアイ落ちだと見た。 ・シャイクがんばる 腕組みしてアイクは声高にのたまった。 「キャラ作りをしようと思う」 「え?なに?どういうこと?」 僕は話半分に返しながらも、アイクが恥ずかしがらずに僕を真っ向から見てくれるのが嬉しかったもんだから、それはもう嬉々として見つめ返す。が、よくよく見て気付いた。アイクの野郎、さりげなく目線は僕を素通りしてやがる。どこか遠くを見ている目だ。 こしゃくな罠にカチンときた僕は、思い切りアイクの鉢巻を引っ張った。端と端をグイっと引っ張る。当然絞まる。 「い、痛い、痛い痛いマルス!?」 「なぁに、痛いの、痛いのアイク?でも痛いのが好きなんだろほらほらほらぁ!」 「絞まる、絞まってる!ごめんなさいすいません!」 「うぐっ」 相変わらずアイクは攻撃時に謝罪を忘れなかった。口では謝っておきながら、同時に勢いよく頭突きを入れられて僕は抗いようもなく仰け反る。その隙に、アイクは鉢巻を確保して僕からさっと身を離した。無駄に攻撃力と回避能力が高い。 でも悪かった。僕が確かに悪かった。悪乗りしすぎて繊細なアイクの心を痛めつけた僕が悪かった。 「ごめん、ごめんって、アイク」 「・・・・・・」 悪かったから、謝るから、拗ねるのはやめにして欲しい。 ナイーブがすぎるアイクは、部屋の隅っこで膝を抱えて背を向けている。もうなんていうか存在が小さい。シャイとかいうレベルじゃない。 そもそも、聞いた話だと「アイク」ってのはもっと大雑把でおおらかで繊細さの欠片もない熱血漢な男だったと思う。 いじいじ丸まっている背中からは想像もつかないけど。 「もう、いい加減機嫌を直してよ。もうしないって。楽しかったけどもうしないって」 「・・・・・・」 じと目でアイクは振り返る。あと一息できっと機嫌を直してくれるだろう。 「それよりほら、なんか言ってたよね。キャラ作り?したいんだって?どういうこと?」 「そうだ。聞いてくれ、マルス。そもそも俺はもっとどっしり構えた威厳のある団長だったはずなんだ。俺、シャイを卒業したい。」 単純なことに、さっさと機嫌を直して僕に向き直ったアイクは、なんて言った? シャイを?卒業したい? 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 「いや、無理でしょ。常識的に考えて」 ***** シャイクが男前になろうとがんばる話。最終的に王子や天使に宥められて断念する落ちだと思う。 でも本当に私はシャイクを見失っている。本当すんません。 あとシャイクに関しては王子×シャイクの初夜ってかエロスが見たいなあ。なぁー。あぁー…。 ・幽霊との遭遇 全身から血の気が抜けた。さーっと音が鳴った気もする。 空中に透けた体で浮かんでいる誰か。飛べるのはカービィとかプリンとかぼくとかいるけれど、その誰かはその誰にも該当しない。見たことのない赤毛の少年。極めつけに、 (足がない!) まだ陽も明るいってのに、幽霊だ!!!!! 天使が霊感体質だと思ったら大間違いだ。ぼくには霊感はない。幽霊も見たことがない。いや、ルイージマンションのあたりを彷徨っているあれは別。あれはみんなに見えるでしょ?仕様なら仕方ない。けど。 けど。 なら、今ぼくの目に映っているあれはなんだろう。 マルス王子の後ろ、肩口あたりにうっすら浮かんでいるもの。人型で、透けていて、浮かんでいて、足がない。ここはルイージマンションじゃないし、ルイージマンションのお化けほど可愛くもない。リアルな人型ってだけで、なんでこんなに怖くなるんだろう。 思いっきり固まってしまった僕に、気付いたマルスさんが振り返る。 やめて、こっちを見ないで、お願いします。 とっさに目を瞑ることも出来ずに、ぼくはもろに幽霊の顔を見てしまった。だけに留まらず、目も合ってしまった。 幽霊は、 思いのほか、 普通の顔をしていた。 * あっけにとられるぼくに幽霊も気付いた。案外普通の顔がお、と気付いたような表情になる。 それから、なんと幽霊はぼくと目を合わせた瞬間にっこり笑って、さらに驚きで目を丸くするぼくに言ったわけ。 『君、僕が見えるんだね!』 見えるどころか話も出来ちゃうなんて、もう、笑うしかないよねあはははは。 笑ったところで自体は好転しなかった上に、マルスさんにこの子大丈夫?と本気で心配されて心苦しい思いをすることになった。 大丈夫?かと言われれば、大丈夫じゃないです。そう答えよう。 それからの記憶はひどく曖昧で、ああっ眩暈が、とか言ってふらりと倒れそうになったかもしれないし、見なかったフリをして回れ右をしたかもしれない。 とにかくなんやかんやがあって、いつの間にかぼくは自分の部屋に帰ってきていた。 これで悪夢も終わり、かと思ったら、困ったことに、そうではなかった。ぼくだけしかいないはずのぼくの部屋に、他の誰かの気配を感じるではないか。誰か、というか何か、というか、とにかくよくわからない得たいの知れない気配を感じる。そう、主に、背後から。ああ、振り向きたくない。 頑なに気付かないフリを通すことは出来るだろうけど、そうするのもなんだか怖い。問題を先延ばしにしているような気もする。ここは思い切って振り向くべき、と思った瞬間に一気に振り向いてみれば、まあ案の定というか、そこにはさっき見た幽霊が。 マルスさんに憑いているかと思えばこれが案外フリーダムらしくって、気がついたときにはぼくの部屋までついてきていたらしい。 なんとなく想像はついていたとはいえ、振り向いたら幽霊の笑顔、その瞬間僕はキャアとか叫んだかもしれない。 『落ち着いて。はい、深呼吸』 取り乱すぼくに、逆に幽霊の反応はひどく落ち着いていた。促されるままに深呼吸。なにこれ、なにこのシチュエーション。 すうー、と息を吐いて閉じていた目を開ければやっぱり幽霊。怖いよー足がないよーニコニコ顔が怖いよー。 ぷるぷる震える僕に、なんと幽霊は手を差し出した。 『はじめまして。僕はロイ!まさか話が出来る人が現れるなんて思ってなかったよ、嬉しいな。よろしくね!』 なんてフレンドリーな幽霊! とっても人当たりのよい笑顔で、とっても爽やかに、とっても嬉しそうに挨拶されてしまった。 ポカーン状態が解除されてないぼくはそれでも差し出された手にのろのろと手を持ち上げる。友好的な態度を無碍にするわけにはいかないじゃない。挨拶だもの、握手もするよね。そのときは普通のことだよね、と思ってたけど。 ロイの手がぼくの手をすり抜けたと同時に『おっとすり抜けちゃったねアハハ』と笑われた瞬間は、またキャアと声を上げちゃったのも無理はないと思う。 ***** ロイさまを幽霊扱いなんて言語道断だ! ・ガノアイのきっかけを探していた 衝撃はなかった。振り向いた先、攻撃をしかけていたはずのプリムは、ガノンの目の前で吹っ飛んだ。プリムを吹き飛ばしのは、大振りな、金色の剣だった。どこからか勇ましいBGMが聞こえてくる錯覚を覚える。 見慣れぬ剣の持ち主が顔を上げた。もろに視線が合って、ガノンは顔をしかめる。 「大丈夫か?」 肩に大剣を担ぎながらそれは言う。ガノンはこの男を見たことがある、モニタ越しに。詳しくは知らないし、名も知らなかったが。 それにしてもよりにもよってこの我相手に「大丈夫か?」、とは。ガノンは片眉を上げる。助けたつもりでいるのか?とんだ思い違いではないか。 あの程度の攻撃、受けたところでたいしたダメージにはならなかったはずだ。所詮は雑魚の一撃、蓄積されるダメージもたかが知れる。 それを我が物顔で助けられて「大丈夫か?」などと。ガノンのプライドを大きく逆撫でしてしまった。 もちろんこの男はガノンのプライド高さなどは知らないので、ガノンが苦虫を噛み潰してすり潰して飲み込んだような忌々しそうな顔をしている理由も知らない。それ以前にガノンの不機嫌に気付いているかも危うい。 じゃなかったら、平然とした顔でガノンに名乗りはしないだろう。 「俺はアイク。あんたは?」 アイクは一切悪びれもしない顔をしていた。アイクはファイターだ。亜空軍相手に戦う。同じく亜空軍相手に立ち回っていた我を、仲間とでも思ったのだろうか。とんだ見当違いだ。確かに今さっきは戦ってはいたが、こちらは亜空軍の指揮官にも当たるというのに。 それが自己紹介を交わすなんてのは、滑稽以外の何者でもない。 ***** 大迷宮の欠片みたいな、禁忌たそが作った亜空間の一部に迷い込んだガノンとアイクが出会って力合わせて脱出、みたいなのを企んだ話。ガノアイへの第一歩を目指していた気がする。 タブーとか大迷宮とか影虫とか言っとけばたいていのことはなんとなかなると思ってる。 ・付き合ってる前提リンアイでBLな会話文 「見た」 「そうか」 「そうか、じゃないだろ。どういういこと?」 「・・・あんたには、関係ないだろう?」 「は?関係ないって何?え?俺の勘違いじゃなかったら俺とお前って、一応付き合ってるんだよね?恋人なんだよな、俺って。それで関係ないって何?よくわからないんだが」 「・・・別に、あいつとは何もない」 「何もない?ああそう、抱き合う程度のことは普通のことだし、口がくっつくのも騒ぐほどのことじゃないのか?ごめんなぁ、俺、知らなくって」 「どこまで見ていた?」 「俺が誰と付き合っているか知っているんだろう?・・・わかってるよ、アイク。それでも、それでも僕は・・・わかった、あんたがそこまで望むのなら・・・アイク・・・!」 「芸達者だな。一字一句合っている上に話し方が似ている」 「勇者は千の仮面を持つと言うからね。ってかね、それでなんでお前はフツーに浮気を受け入れてるの」 「つまみ食い」 「最低だな」 「冗談だ、冗談。今だからこそ明かすが、」 「なんだよ、もうなにも信じられないよ、俺は」 「あれは最初から最後まで冗談だった」 「信じないよ信じられないよ、お前の言葉最近誠意がないんだよ」 「証人を呼ぼう」 「やあ、僕ですけど、王子ですけど」 「当事者召喚しちゃったよ、もうどういう神経してるの、なんなのお前ら」 「泣くな、リンク。ほら、あんた言ってたろう?最近ぅマンネリなんじゃないのぉ?ちょ〜っと飽きてきちゃったんですけどぉ(笑)、ってな」 「あらら…、勇者らしからぬ発言だね。飽きたらポイかい?」 「違うよ、あれは酔っ払った上での不可抗力・・・言うならば戯言だよ。ってかアイクこそ口真似うまいな、酩酊口調までお手のものか!」 「俺はあんたの口調なら通常時〜酩酊時〜興奮時まで幅広く抑えている!」 「力強い肯定が怖い・・・!」 「そう、健気な俺はマンネリ気味でポイされることを恐れたわけだ。可哀想に」 「ちょっとちょっとリンク。アイクが可哀想だよ。僕、君たちの成就のためにあんなに頑張ったのに飽きたらこれなの?ひどいよ。それってどうなの?」 「なんで俺だけ一方的に悪者なんだよ。別にポイなんてしないよ。別れ話も出てないよ」 「いつも俺をキャスター付の箱をみるような目で見てくるんだ。そんな、触れても転がったりしないよな、俺は」 「でもアイクはたまに触れなくても飛び出したりするけどね。そのへんのタチの悪さではキャスター付の箱以上だと思うよ」 「俺のツッコミが追いつかないだろ、お前ら。だいたいそんな危なっかしいものを見るような目はしてないよ、俺。さっきからなんの思い込みなの、なんの捏造なの?」 「それだけ君の行動が、アイクを不安にさせてるってことじゃないのかな」 「そんな・・・そうなのか、アイク!?」 「いや、そうでもない」 「それ見たことか!!」 「いやいや、多少は不安だぞ。だから今回もマルスに協力してもらってマンネリ防止に浮気の一つや二つ」 「一つにとどまらず二つも!?」 「浮気は男の甲斐性と言うからなぁ」 「アイクも甲斐性を語るようになったんだねぇ」 「いいよそんな甲斐性は本当に・・・。心臓に悪いからもう勘弁してください」 「マンネリ防止になったか?」 「なったよ!もう俺お前大好き!しばらくマンネリもないから本当俺だけ見てろよな!」 「だ、そうだ。マルス、すまないがあんたの気持ちは受け取れない」 「君たち本当にお熱いね。うん、いいよいいよ。また次の機会に、ね?」 「え、ちょっと浮気は本気だったの?」 「8割ぐらいか?」 「僕は9割」 「冗談だって言ったじゃないかっ・・・!危なかった・・・!なんか知らないけど危なかった・・・!」 ********** 団長にべた惚れな勇者ってなんかえらく恥ずかしい。 以下、エロです。 ・やまもなくおちもなくいみもないアイクとリンクの陵辱ネタ なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ!? リンクは今のこの状況についていけない。もちろんそれは、隣で同じように沢山の手に捕らえられているアイクも同じだろう。目が合って、お互いに信じられないように見開いているのを確認する。 いつもと同じバスに乗っていたはずだ。何事もなくアイクと二人、家に帰るだけだったはずだ。 それがどうしてこうなった?こいつら、いったいなんなんだ!? 男たちの数は多い。バスに乗っていたリンクとアイク以外の乗客が、こぞって二人を取り囲んでいる。リンクとアイクの腕を、足を取り押さえ、立ったまま身動きが取れなくされてしまう。そうして動きを封じる手を除いても、まだまだ空いている手は残っている。また誰かの手が伸びてきて、リンクのシャツのボタンを外していく。自分の身に起きていることが理解できない。 視界の端にアイクの足が見える。少し目線を上げれば、アイクの股間に男の手が這っていた。一気にこの男たちの目的が見えてしまって、リンクは顔を強張らせる。破くように乱暴に裂かれたシャツの中に、べたべたと手が入り込んできた。 「ひっ…!」 その手は、胸を揉み上げるように強く動いた。痛い。女じゃないんだから、固い胸をそうしたところで面白くもなんともないだろうに。 ふいに、頬に男の舌が伸びてきた。見知らぬ男の、荒い鼻息が耳朶にかかる。頬をねっとり舐められて、気持ち悪さに吐き気がこみ上げた。 「やめ、ろっ…!!」 せめてもの抵抗として、リンクは必死に男の舌から顔を逸らす。逃げたところで男の舌はリンクの耳を舐め始める。気持ち悪い。気持ち悪い!! 助けを求めるようにリンクはアイクに目を向けて、瞠目した。アイクが中年の男に無理やりキスをされている。手で顎を押さえられ、顔を背けられないようにされ、舌を入れられて嬲られている。アイクの眉はぎゅっと中央に寄っていて、目は強く瞑られている。きっとアイクも、気持ち悪さに襲われているのだろう。 呆然とアイクと男のキスシーンを眺めていると、視界にまた見知らぬ眼鏡の男の顔がいっぱいに移りこんだ。リンクが驚いて目を見開いたところで、口を男の口で塞がれる。すぐに、入り込む舌。全身に鳥肌が立った。男の舌は遠慮の欠片もなくリンクの口内を動き回る。気持ち悪さに動けないリンクの舌も好き勝手に絡めて、吸い上げる。 「んん、んんんー!!」 首を振って逃れようとしたが、こちらも顎を固定されて動かせなかった。そうしている間にも耳元でぴちゃぴちゃ鳴っている。別の誰かがリンクの耳の中に舌を入れている。気持ち悪い、怖い、気持ち悪い。怖い、怖い。 硬直するリンクの横で、キスから解放されたアイクは激しく咳き込んでいた。深いキスをするのは初めてで、呼吸がうまく出来ず、ずっと息苦しかったのだ。げほげほと忙しく空気を取り入れていたが、途中でそれもままならなくなった。 「っぅあ!」 いつの間にか下ろされていたベルトとズボンの中、パンツの上から性器を握りこまれる。直接的な快楽が苦しさを一瞬上回って声が出た。反射的に手を動かして振り払おうとしたが、腕をますます強く抑えられて動けない。腕にかけられる、大人の男の力強さがアイクの中の恐怖心を刺激する。 パンツの上から男の手が性器の形を確かめるようになぞってくる。アイクは健全な男子高生だ。そこを触られては反応もする。正常な生理反応を見せて固くなる自身を、アイクは恨めしく思った。気持ち悪くて仕方がないのに、感じてしまうなんて。 左右からまた手が伸びてくる。無理やりに開かれていたシャツの間から、他人の手が滑り込んできて、軽く胸を撫でてからすぐに左右の突起に触れてきた。 「っく…!」 指が弾くように突起を転がしだす。そこは男の身としては何の意味も持たない場所だったはずだ。それが、下肢からの刺激と相まって妙な感覚を起こさせる。頭の奥がしびれるような、気持ち悪いような、むず痒いような、ピリピリした感覚だ。しばらく指はアイクの乳首を転がし、抓り、押しつぶしを繰り返す。下肢のほうでは完全に立ち上がってしまったらしい砲身の先を、人差し指で擦るようにくりくりされている。体中が熱い。また顎が掴まれて違う男の顔が近付いてくる。キスを拒むだけの気力はアイクにはなかった。もちろん、パンツのゴムに指がかかり、焦らすように下ろされる感覚に逆らうことも。 アイクの性器が晒されたのと少し遅れて、リンクの下着もずるりと下げられた。窮屈なパンツから解放されて、自身が勢いよくぷるりと揺れる。羞恥にリンクの顔に熱が上がった。 直接晒されたそこに、男の手が二つ絡みつく。一つは砲身を擦り上げて、擽るように睾丸を転がしている。もう一つは先端をなぞり、括れを擦り、とんとんと叩いてくる。二つの異なる責めに、リンクは知らず腰を揺らしていた。心は気持ち悪いと拒んでいるが、身体は素直に快楽に反応している。悔しかった。 じわり、と涙が滲んだところで、胸の頂きを熱いものが包んでくる。 「あ、あっ!」 ぴちゃ、と舐められたそこから熱がカッと込み上げた。女のように胸で感じたくはないというのに、何故だか今はそこが熱くて仕方ない。両方の突起を両側から舐められて、あまりの自分の格好の情けなさに今度こそリンクの目から涙が零れた。 右の突起は舌でチロチロ小刻みに舐められている。左の突起はちゅう、と音を立てて吸われている。えも言われぬ感覚が下肢にまで伝って、またリンクはゆるりと腰を振ってしまった。股間に触れている男が嗤っている。ちくしょう、と思うが、身体は思い通りにならない。膝ががくがく笑っているが、足も男に抑えられているので座り込むことさえ出来ない。 首筋を舐められる。なんとか声を我慢しようと唇を噛む。そうしていても口唇がふるふる震えてしまっていて、少しでも油断するときっと声が出てしまうだろう。度々声は漏らしてしまっていたが、ひっきりなしに喘ぐようになっては終わりだ。屈したくはなかった。 「んああっ!」 リンクがそう決意した瞬間、隣から声が上がった。高く上ずった声。聞きなれたようで、聞き慣れない声。まぎれもなく、アイクの嬌声だった。 リンクの決意がガラリと音を立てて崩れていく。 「あっ、あっ…んぐ、や、嫌だっ…ぅく、あぁ…!」 アイクの頭の中はすでに真っ白に近い。性交の経験もないアイクが、性器を銜えられる露骨な刺激から逃れる手立てはなかった。口には男の指が突っ込まれ、閉じることも出来ない。 「ふぅ、んん…んっ、ひ、ゃあ…!」 じゅる、ぐちゅ、と音を立てて大事な部分を吸われている事実に耐え切れない。口、首、胸、性器、果ては指の間にまで刺激を与えられて、アイクは弱弱しく首を振る。こんなに強すぎる快感はいっそ暴力だ。頭がずきずき痛くなってくる。 腕を押さえながら指の間を擽っていた手が、導くようにアイクの手を引っ張る。アイクはもうなすがままだったが、指先に触れた熱いモノの感触にはビクリと手を強張らせた。恐る恐る視線をやると、赤黒い大人の男の性器。血の気が引いた。 手は硬直したように動かなかったが、男がアイクの手に無理やり重ねて動かしてくる。強制的に他人の象徴を握らされて、アイクの顔は引き攣った。男の手に操られて熱いそれを擦り上げる。ぬるぬるした液がアイクの手のひらを汚す。気持ち悪い。そうこうしているうちに、もう片方の手も別の男のモノに導かれる。逆らえない。なすがまま、男の欲望を握りこむ。左右から荒い息を聞きながら、自分も追い詰められていく。乳首をじゅるじゅる舐められて、直後にちゅぱちゅぱと吸い上げられて顎が上がる。いまや赤く立ち上がった突起は、強い快感を全身に伝えてくる。舌で苛め抜かれては声も耐えられない。 「あっ、あぅ、はっ、く…」 もどかしげに腰を揺すっている自覚はアイクにはない。強い快感の中で、ふとアイクは気付いた。口に入っていた指が抜け、背中を手が這っている感覚。 誰かのその手はゆっくり背筋をなぞっていって、最後に尻にたどり着いた。 (…なんだ…?) 手が、尻の割れ目を焦らすようになぞり、降りる。指先がぴたりと止まった。その位置に、アイクの目が狼狽して揺れる。 (まさか、まさか…!) 縋るような目をして後ろを振り向こうとしたが、別の男に押さえ込まれて頬を舐められた。次の瞬間。 「ぐ、ぁあ゛ッ!!」 くぷん、と尻の奥に押し込まれた男の指に、アイクは思い切り仰け反った。 ******* 妄想乙的な。 |
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